「パン・コン・トマテ」とは、スペイン・カタルーニャ地方の国民食のようなもので、スペインの家庭では、トーストしたバゲット、トマト、塩、オリーブオイルをテーブルに置いて、半分にカットしたトマトを、各人それぞれがバゲットに擦りつけて好きに食べる朝食スタイルがポピュラーだそうです。でも私の場合は、断然、おつまみ。
真っ赤で筋が入っている、見るからにおいしそうなトマトを見つけたら、バゲットも忘れずに買って帰って、「パン・コン・トマテ」とワインにします。
カリっと香ばしく焼いたパンの表面に、トマトを擦りつけて塩をぱらり。そして、フレッシュでピュアな、おいしいエクストラヴァージンオリーブオイルをたっぷりと回しかけます。 トマトの果実味にオリーブオイルが爽やかに香って、塩気もあるのでワインに合う!一口食べるごとに、じわじわと素朴なおいしさが込み上げてくるのです。
あまりに簡単で、料理とは言えないようなものだけど、だからこそ、家飲みにぴったりなおつまみなのではないでしょうか。
友人を招いてワインを飲むときも、材料さえ買っておけばさっと用意できる便利な一品になります。その時はちょっと余所行きに。
まず、凝縮したトマトの風味が味わえる、フルーツトマトや塩トマトを用意してすりおろします。滑らかな口当たりにしたいので、すりおろすのはトマトの皮のぎりぎりの部分まで。 そこに、塩とたっぷりのオリーブオイルを加えて混ぜ合わせてソースにします。
トマトの赤色とオリーブオイルの緑色が合わさって、色鮮やかなオレンジ色に。
バゲットやライ麦パンなど素朴なパンを外側だけ香ばしく焼いて、先ほどのトマトのソースを塗ります。生ハムをのせれば、バルで出されるピンチョスのようになりますよ。
このシンプルなおつまみに、どんなワインを合わせましょうか。
トマトの甘酸っぱい風味をヒントに、フルーティーな果実味がある辛口ロゼワインはどうでしょう。
焼きたてのパンを一つ手に取って、トマトを擦りつけて塩をふる。そして、オリーブオイルをたっぷり回しかける。
香ばしいパンを齧って、オリーブオイルとトマトのジューシーな果実味がじゅわっと広がったら、ワインを一口。
ロゼワインとトマトの甘酸っぱい感じがちょうど良く、ワインの爽やかな酸味が後味をさっぱりとさせてくれるので、いつまでも食べられます。
カリっとした食感を楽しみたい私は、一つ食べ終わったら、次のパン・コン・トマテを作ります。この繰り返しの作業というか時間も、パン・コン・トマテで家飲みをしたくなる理由のひとつなのです。
ワインを注いだグラスは、普段の家飲みに欠かせない「ザ・ジャンシス・ロビンソン ステムレスグラス」。 小さすぎず大きすぎないちょうど良いサイズ感で、縁が薄いのでワインが口に入ってくる感じも心地よい。どんなタイプのワインもこの一脚で楽しめる気軽さがちょうど良いのです。
さあ、今夜はどんな家飲みにしましょうか?
真っ赤で筋が入っている、見るからにおいしそうなトマトを見つけたら、バゲットも忘れずに買って帰って、「パン・コン・トマテ」とワインにします。
カリっと香ばしく焼いたパンの表面に、トマトを擦りつけて塩をぱらり。そして、フレッシュでピュアな、おいしいエクストラヴァージンオリーブオイルをたっぷりと回しかけます。 トマトの果実味にオリーブオイルが爽やかに香って、塩気もあるのでワインに合う!一口食べるごとに、じわじわと素朴なおいしさが込み上げてくるのです。
あまりに簡単で、料理とは言えないようなものだけど、だからこそ、家飲みにぴったりなおつまみなのではないでしょうか。
友人を招いてワインを飲むときも、材料さえ買っておけばさっと用意できる便利な一品になります。その時はちょっと余所行きに。
まず、凝縮したトマトの風味が味わえる、フルーツトマトや塩トマトを用意してすりおろします。滑らかな口当たりにしたいので、すりおろすのはトマトの皮のぎりぎりの部分まで。 そこに、塩とたっぷりのオリーブオイルを加えて混ぜ合わせてソースにします。
トマトの赤色とオリーブオイルの緑色が合わさって、色鮮やかなオレンジ色に。
バゲットやライ麦パンなど素朴なパンを外側だけ香ばしく焼いて、先ほどのトマトのソースを塗ります。生ハムをのせれば、バルで出されるピンチョスのようになりますよ。
このシンプルなおつまみに、どんなワインを合わせましょうか。
トマトの甘酸っぱい風味をヒントに、フルーティーな果実味がある辛口ロゼワインはどうでしょう。
焼きたてのパンを一つ手に取って、トマトを擦りつけて塩をふる。そして、オリーブオイルをたっぷり回しかける。
香ばしいパンを齧って、オリーブオイルとトマトのジューシーな果実味がじゅわっと広がったら、ワインを一口。
ロゼワインとトマトの甘酸っぱい感じがちょうど良く、ワインの爽やかな酸味が後味をさっぱりとさせてくれるので、いつまでも食べられます。
カリっとした食感を楽しみたい私は、一つ食べ終わったら、次のパン・コン・トマテを作ります。この繰り返しの作業というか時間も、パン・コン・トマテで家飲みをしたくなる理由のひとつなのです。
ワインを注いだグラスは、普段の家飲みに欠かせない「ザ・ジャンシス・ロビンソン ステムレスグラス」。 小さすぎず大きすぎないちょうど良いサイズ感で、縁が薄いのでワインが口に入ってくる感じも心地よい。どんなタイプのワインもこの一脚で楽しめる気軽さがちょうど良いのです。
さあ、今夜はどんな家飲みにしましょうか?