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ワイングラス

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ザ・ジャンシス・ロビンソン ワイングラスコレクション

赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインなど、あらゆる種類のワインがたった1脚で楽しめる万能ワイングラス。英国王室のセラーを管理するワインのスペシャリスト、ジャ ンシス・ロビンソンが監修したグラスシリーズ。

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夏におすすめ スパークリングワインを楽しむ

夏におすすめ スパークリングワインを楽しむ
暑い夏の日にといえばキリッと冷えたスパークリングワインを楽しみたいですね。泡が踊る爽快感とともに口いっぱいに広がる心地良さが、夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。
プロセッコ、カバ、フランチャコルタ、シャンパーニュとスパークリングワインも様々な種類がありますが、これは夏にぴったり!というスパークリングワインを厳選してご紹介します。


プロセッコの概念を打ち破る!上質なプロセッコ

ワイン名
レモンやグレープフルーツのような柑橘系の爽やかなアロマと、レモネードやりんごのような爽やかで甘酸っぱい味わいの「クアルテ-ゼ プロセッコ ブリュット」。 このワインの注目ポイントは、粒の揃ったキメ細やかな上質の泡立です。

「プロセッコ」とは、北イタリア ヴェネト州で造られるスパークリングワインで、近年生産量を大きく伸ばし2021年には年間生産量6億本を超えた、まさに”世界一多く飲まれているスパークリングワイン”です。

スパークリングワインは、まずペースとなるワインを造り、それをもう一度発酵させた時に生まれる二酸化炭素をワインの中に閉じ込めて作ります。

フランスのシャンパーニュはその二回目の発酵を瓶の中で行う(瓶内二次発酵)をするトラディショナル方式で造るのに対し、イタリアのプロセッコは専用の大きなタンクで行うシャルマ方式で造られます。

一度にたくさんのスパークリングワインが造れること、空気と接触しないのでブドウのフレッシュな風味を保てることがメリットなのですが、トラディショナル方式でできるスパークリングワインの泡の方が一般的にキメ細やかく仕上がる傾向にあります。

このワインを造る生産者ルッジェーリは、イタリアの権威あるワイン評価誌でプロセッコ史上初となる最高評価を獲得した実力派。 本来であれば短時間で仕上げることもできるところを、通常の3~4倍もの時間をかけて低温でゆっくりと発酵をさせることで、プロセッコの特徴である活き活きとしたフレッシュな果実味はそのままに、驚くほどキメ細やかな泡立ちを兼ね備えた極上のプロセッコを造っています。

カクテル感覚で飲みたい!その場が盛り上がる青いスパークリング

ワイン名
目にも鮮やかなオーシャンブルーのスパークリングワイン「ラ・ヴァーグ・ブルー スパークリング」

ワインには珍しい青色をしていることで、品質はいまいち?と思われがちなのですが、そんな方にこそ飲んでいただきたい1本。 このワインを造るエルヴェ・ケルランは"手軽な高級品"をモットーに、価格の高騰がとまらないフランス・ブルゴーニュ地方で今もなおコストパフォーマンスに優れたワインを作り出す生産者なんです。


特におすすめのシチュエーションはやっぱり夏!青い空、青い海に、このラ・ヴァーグ・ブルーの青が映えて、屋外のBBQや海でのシーンでも目を引くこと、間違いなしです。

グラスを回して真面目に香りや味わいを真剣にテイスティングして・・・というのは、このワインに関しては一旦横に置いておいて、まずは見た目からワクワク、そして飲んで素直に美味しい!と楽しくハッピーになりませんか。

完熟したフルーツの風味がぎゅっと濃い!島育ちスパークリング

ワイン名
この「ヴェルメンティ-ノ・ディ・ガッル-ラ スプマンテ ブリュット」の生まれは、イタリア サルデーニャ島。

世界のセレブリティがこぞってバカンスを楽しむ、透明で青い海と白い砂浜が美しいコスタ・スメラルダ(エメラルド海岸)などがある高級リゾート地でもあります。

そんな海に囲まれた島の畑で生まれるワインには、ほんとりと塩気、苦味があり、シーフードによく合うんです。

このワインを注いだ瞬間、グラスからフレッシュな黄桃、パイナップルなどの熟したフルーツの凝縮した香りが溢れ出し、その美味しそうなアロマに顔がにんまりしてしまいます。

味わいもハチミツレモンのような甘酸っぱく凝縮感があり、冷やしても味がやせ細ってしまうことのないボリュームのあるワインなので、アロマが広がって香りがわからなくなりがちになるお外で飲むシーンにもおすすめです。

キンキンに冷やして、夏の夕方なんかにテラスやデッキで・・・というシーンにぴったりな1本です。

上品で可憐な印象のドイツ産スパークリング

ワイン名
「フォン・ウィニング リ-スリング エクストラ・ブリュット ファルツ ゼクト」と、名前が長いのでなんだか難しい印象を持ってしまいがちですが、つまるところ、フォン・ウィニングというワイナリーが、ドイツのファルツ地方で、リースリングで造った極辛口のスパーリングワイン、ということが名前から分かる、分かればとても親切な名前のワインです。(ドイツワインっていつもこうですよね)

UNCORKスタッフにも熱烈なファンが多い生産者さんで、どれもとても綺麗でエレガントなのがフォン・ウィニングのワインの特徴です。

こちらは、レモンやグレープフルーツなどのシトラスフルーツのアロマと風味、のびやかな酸味、そしてグレープフルーツの白い皮の部分のようなほろ苦さがある引き締まった印象のスパークリングワイン。

果実のボリューム感とそれを引き締める酸味のバランスがとてもよく、キリっと冷やして夏に飲むと、すーっと体の熱が抜けていく・・・そんなイメージがあります。

味わいとは別ですが、エレガントな書体と複雑な模様で描かれたエチケット(ラベル)もとても涼やかで、夏のテーブルにぴったりですよ。

ワインの歴史を変えた!そして変え続けているワイン

ワイン名
「コンチェルト ランブルスコ レッジア-ノ セッコ」は、イタリア エミリア・ロマーニャで造られる微発泡 赤ワイン・ランブルスコを代表する1本です。

以前は質の悪いランブルスコが世の中に出回ってしまった歴史的背景があり、国際的に「安くて粗悪な酒」というイメージがついてしまっていたランブルスコを変えたい!と、老舗ワイナリー メディチ・エルメーテ4代目 アルベルト・メディチ氏が「大幅に収量を抑える」、「手摘み収穫」、「畑を質でわける(区画の概念を取り入れる)」など、とにかく徹底的に品質を追求して生まれたのが、この「コンチェルト」。

その味わいの素晴らしさに、「ランブルスコに最高評価を与えるなんて・・・」と考えていた審査員達も考えを変えざるをえず、ランブルスコ史上初となる『トレ・ビッキエーリ』(イタリアの権威あるワイン評価誌『ガンベロ・ロッソ』の最高評価)を獲得し、また、それ以降なんと14年連続『トレ・ビッキエーリ』を獲り続けているモンスター級のワインなのです。

メディチの単一畑「テヌーテ・ランパータ」の畑で生まれたブドウで出来たこちらのワインは、フレッシュなブルーベリーやカシスなどの新鮮な黒い果実のアロマが溢れるぎゅっと凝縮したアロマがあり、ブルーベリーやブラックチェリー、そしてちょっとヨーグルトのようなミルキーな味わいとキメ細やかで優しい泡立ちが楽しめます。

タンニン、そして豊かな酸味がある赤ワインなので、生ハムやフリット、焼肉などと一緒に楽しむと脂っぽさを消し、旨味だけを引き立ててくれます。ちょっと赤ワインを避けがちな暑い夏におすすめしたい1本です。

見かけも味わいも"唯一無二"のフランチャコルタ

ワイン名
フランチャコルタは、北イタリア・ロンバルディア州で造られる高品質なスパークリングワイン。フランスのシャンパーニュと同じ「トラディショナル方式(瓶内二次発酵)」という製法によって造られます。

ベースとなるワインを糖分と酵母と一緒に瓶に詰めて密閉し、瓶の中でアルコール発酵を行う(二次発酵)、そして瓶の状態で長時間熟成させるという時間と手間のかかる製法で、瓶内での発酵によって生まれたガスは長い時間をかけてゆっくりとワインの中に溶け込んでいくので、出来上がるワインの泡立ちは非常に細かくクリーミーなのが特徴です。

瓶の中で長い時間熟成させる間、アルコール発酵を終えた酵母が澱となって沈殿し、それがワインと接触することでワインに深みと旨味を与えてくれるのですが、この時の接触面積をより大きくするために考え出されたのが、このピラミッド型のボトルです。

通常のワインボトルを横に寝かせると、丸い側面で角度がつき、澱は一番下の面に集まって沈殿していきますが、このピラミッドボトルは側面がとても広い平らな面なので、その上に澱が分散して沈殿していきます。つまり、通常よりもワインと酵母が接触する面積が広くなり、酵母由来の旨みを効率的に引き出すことができるのです。

名前の通り1,000日以上 「ミッレディ Milledi=イタリア語で1000日間」熟成させたこちらは、フェルゲッティーナの造るフランチャコルタの特徴「雑味のない透明感」はそのままに、旨味、コク、余韻の長さをより一層引き立てることを実現したワイン。

ピラミッド型ボトルは、フェルゲッティーナが開発し、特許を取得した唯一無二のもの。ぜひ、他には味わえないこのワインの味わいを体験してみてください。

シャンパーニュ好きにはたまらないヴィンテージ・シャンパーニュ

ワイン名
1955年の創立以来、とにかく実直に真面目に高品質なシャンパーニュを造ることに情熱を注いできた生産者協同組合「ボーモン・デ・クレイエール」。

彼らが特にこだわるのが「クール・ド・キュヴェ(ハートのキュヴェ)」と呼ばれるブドウの一番搾りの中でも最高に純度の高い果汁だけを選りすぐった特別なキュヴェ。高い糖度と酸度があるため、長い時間熟成させてもその洗練された果実味を失うことなく、美しい熟成をシャンパーニュにもたらしてくれるのですが、特別な設備と手間がかかりすぎるのでほとんど他の生産者は使っていません。

この貴重な「クール・ド・キュヴェ(ハートのキュヴェ)」を贅沢に100%使用して生まれたのが、こちらの「ボ-モン・デ・クレイエ-ル フル-ル・ド・ムニエ ブリュット・ナチュ-ル」。糖分を添加しないブリュット・ナチュールで仕上げることは、最上区画で栽培されたムニエ種への自信の現れです。

軽くソテーしてキャラメリゼしたリンゴやブリオッシュのようなアロマがあり、口に含むとしっかりとした酸の豊かさに驚きます。余韻が長く、ブリオッシュなど焼き菓子の風味が広がった後に、アップルパイのフィリングのようなフルーティーさ、甘味が戻ってくるとても複雑な味わいです。

香りにも味わいにも加熱したリンゴが感じられるので、パテなどの冷製シャルキュトリーにリンゴソテーを添えたもの、などを合わせたい特別な時間のための極上シャンパーニュです。