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ワイングラス

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ザ・ジャンシス・ロビンソン ワイングラスコレクション

赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインなど、あらゆる種類のワインがたった1脚で楽しめる万能ワイングラス。英国王室のセラーを管理するワインのスペシャリスト、ジャ ンシス・ロビンソンが監修したグラスシリーズ。

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オレンジワインの特徴とおすすめ5選

オレンジワインの特徴とおすすめ5選
今や、赤、白、ロゼに並ぶワインタイプの一つとなり、トレンドから定番になったオレンジワイン。

様々な料理とのペアリングが楽しめるオレンジワインは、果実や花のアロマを感じる白ワインに近いものから、烏龍茶や紅茶のような風味が余韻に長く続く個性派まで様々。オレンジワインとは?をはじめ、おすすめのオレンジワインを紹介します。

オレンジワインとは?

オレンジワインは、白ブドウを破砕し、果汁、果皮、種子を一緒に漬け込んで発酵させたワインです。

白ワインは、白ブドウから果皮と種子を取り除いて果汁だけを発酵させますが、オレンジワインは、白ブドウを使って、果皮、果肉、種、一部の茎を一緒に発酵させる、赤ワインの醸造方法で造られます。

果皮や種を一緒に漬け込こむことでワインの色がオレンジがかった色になるため、オレンジワインと呼ばれます。

オレンジワインはどんな味わい?

果皮や種を一緒に漬け込むと、色素だけでなく、渋味や苦味、香りの成分もワインに溶け出し、白ワインとは違った香りや、飲みごたえが生まれます。

白ワインのような軽やかな果実味や酸味、赤ワインのような渋みもあり、オレンジワインは、白ワインと赤ワインの特徴を併せ持ちます。さらに、フルーティさのあるタイプから、琥珀色のような濃い色調に酒質もしっかりとしたタイプまで様々あり、その点でも、白ワインや赤ワインでは合わせることが難しかった幅広いジャンルの料理とのペアリングが楽しめます。

オレンジワインは冷やして飲むの?

オレンジワインのタイプによっても異なりますが、冷やし過ぎてしまうとタンニンが際立ってしまうので、白ワインよりも少し高めの温度で飲むのをおすすめします。

フルーティタイプであれば10℃~12℃、渋みをしっかりと感じる厚みのあるタイプであれば12℃~16℃が目安です。

オレンジワインおすすめ5選

オレンジワインのスタイルは、タンニンが軽やかでフルーティな果実味を楽しめるものから、じっくり抽出した紅茶のタンニンのような渋みやスパイスのニュアンスを感じるどっしりとしたスタイルのものまであり個性豊かです。

ワインインポーターモトックスが取り扱うオレンジワインの中から、タンニンの果実味のバランスに注目した、タイプ別おすすめのオレンジワインを5つご紹介します。様々な生産地や品種のものをセレクトしていますので、オレンジワインを選ぶときの参考にしてみてください。

チャーミング派
(オレンジワイン初級、タンニン穏やかで親しみやすい)

ベインテミル レグアス

ベインテミル レグアス

スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャで造られるフルーティタイプ。ブドウ品種はブレンドで、 シャルドネ、ヴィオニエ、ビウラです。

熟したアプリコットやオレンジの皮を想わせるアロマに、シナモンのような甘めのスパイスの香りも現れます。滑らかなタンニンと酸が楽しめる、有機・ヴィーガン認証取得のオレンジワインです。

ベインテミル レグアス
熟したアプリコットやオレ ンジの皮、ナッツを想わせるアロマに、滑らか なタンニンと酸を感じます。果実味が豊かで 親しみやすい味わい。

クレメンタイン ピノ・グリ

クレメンタイン ピノ・グリ

オーストラリアの高地で造られるチャーミングなスタイル。ブドウ品種はピノ・グリ。

モモやアプリコット、オレンジの皮、木イチゴ、ジャスミンやバラなど様々な香りが現れ、シナモンや生姜のようなピリッとした風味も楽しめます。
クレメンタイン ピノ・グリ
ジンジャーのようなピリッとした口当たりに滑らかなテクスチャーに、流れるよ うなタンニンが美しい余韻となって続きます。

バランス派
(オレンジワイン中級、タンニンと果実味が好バランス、オレンジワインらしさあり)

リボッラ・ジャッラ リゼルヴァ

リボッラ・ジャッラ リゼルヴァ

イタリアのフリウリ ヴェネツィア・ジュ―リア で造られる、クリーンな果実味と渋みのバランスが絶妙なタイプです。ブドウ品種は、リボッラ・ジャッラ。

今日のオレンジワインブームは、1990年代半ばに、クヴェヴリ(※1)仕込みのワインに感銘を受けたフリウリ州の生産者によって世界に広まるようになったと言われています。

このオレンジワインは、クヴェヴリではなくオーク樽熟成。アカシアの花やオレンジピール、ジンジャーの華やかな香りが印象的。中盤からはスパイシーさも感じられ、余韻が長く続きます。

(※1)クヴェブリ:ワイン発祥の国 ジョージアでワイン造りに使われているアンフォラのこと。粘土でできた素焼きの卵型の壺

リボッラ・ジャッラ リゼルヴァ
果実味とワインに溶け込んだタンニン。複雑でボリューム感もあるクリーンなオレンジワインです。

サントール サンタメリアナ アンフォラ・エイジング スキン・コンタクト

サントール サンタメリアナ アンフォラ・エイジング スキン・コンタクト

ギリシャのペロポネソス半島で、サンタメリアナ種を使い、アンフォラ(※2)とエッグタンク(※3)で発酵しています。

ベルガモット、オレンジ、白コショウ、蜂蜜のアロマに、爽やかな果実味と綺麗な酸、きめが細かく滑らかなタンニンが特徴的です。

(※2)アンフォラ:陶器の器の一種。様々な液体や物品を運ぶために用いられた素焼きの容器の総称。
(※3)エッグタンク:コンクリートでつくられた卵型のワイン発酵容器で、自然に対流が起きて澱とワインがちょうど良い具合に混ざり合う。
サントール サンタメリアナ アンフォラ・エイジング スキン・コンタクト
柑橘系のアロマに、暖かくやわらかな質感と溌剌とした酸を持つ、アンフォラ仕込みの上質なオレンジワイン。

パワフル派
(オレンジワイン上級、タンニンしっかり)

ルカツィテリ クヴェヴリ

ルカツィテリ クヴェヴリ

ジョージアでルカツィテリ種を使って造る、渋みと酒質がしっかりとしたタイプ。

ワイン発祥の地と言われるコーカサス地方に位置するジョージアでは、"クヴェヴリ"と呼ばれる大きな卵を逆さにしたような素焼きの壺で白ブドウを仕込むオレンジワイン(ジョージアではアンバーワインと呼ばれます。)が造られていて、このアンバーワインこそ、オレンジワインのルーツです。

濃密な黄桃系の完熟果実やドライアプリコットのアロマと風味があり、ワインに溶け込むスパイシーなタンニンが特徴的です。ワイン発祥の地の圧倒的存在感があります。
ルカツィテリ クヴェヴリ
渋みとボリューム感、さらに、綺麗なスパイス感と温かみのある濃密な風味と余韻も魅力です。