ドメーヌ・コアペ
世界最高峰の白ワインを造る、異色のスターワイナリー

突如、彗星のごとく現れた甘口の巨星

ドメーヌ・コアペは、ピレネー山脈の麓にある「世界最高峰の甘口ワイン」を造るプレステージ・ワイナリーです。フランス国内だけでも無数の高級レストランで愛される極上の甘口を世に送り出すコアペですが、その歴史は意外に浅く、正式なワイナリー設立は1980年。現在のオーナー、アンリ・ラモントゥ氏がわずか一代で築き上げました。
輝かしい評価の数々

1988年には従来の甘口を超える極甘口「カンテサンス・デュ・プティ・マンサン」がボルドーのヴィネクスポで行われた「世界の厳選甘口ワイン」でいきなり5位に入賞。この鮮烈なデビューが業界を驚かせるきっかけとなりました。
1994年 世界の厳選100ワインに選出
1998年 「カンテサンス・デュ・プティ・マンサン」が世界で最も偉大な甘口ワインと評価される(アシェットより)
2002年 「ノブレス・デュ・タン、はこの惑星の中で最高の甘口ワインへの仲間入りをした」(RVFより)
2003年 「誰もが認める、ジュランソンのスター」(ル・ヌーヴェル・オブゼルヴァトゥーより)
2006年 「世界の偉大なワイン」に選出(ミッシェル・ベタンヌとティエリー・ドソーヴ共同執筆本)
1994年 世界の厳選100ワインに選出
1998年 「カンテサンス・デュ・プティ・マンサン」が世界で最も偉大な甘口ワインと評価される(アシェットより)
2002年 「ノブレス・デュ・タン、はこの惑星の中で最高の甘口ワインへの仲間入りをした」(RVFより)
2003年 「誰もが認める、ジュランソンのスター」(ル・ヌーヴェル・オブゼルヴァトゥーより)
2006年 「世界の偉大なワイン」に選出(ミッシェル・ベタンヌとティエリー・ドソーヴ共同執筆本)
最後は一本の樹に数粒しか残らない。1月まで続く驚異的に長い収穫!

ある日、ラモントゥ氏が家族でブドウを食べようと思い、ブドウの房をいくつか自宅に持ち帰った時の事。食べ忘れたブドウは一週間後には茎が乾燥してしまっていて、ブドウから水分が抜けていました。そのブドウを食べてみたところ得も言われぬ味わいに驚き、これを畑でできないだろうか?と考えます。これがブドウの樹の下で行うパスリヤージュに取り組むきっかけとなりました。
※パスリヤージュ
ブドウの実を収穫せず、樹になった状態のまま完熟を越して置いておく事。こうする事で、果実中の水分が減り、酸味と糖分が凝縮。干しブドウのような外見になる。
※パスリヤージュ
ブドウの実を収穫せず、樹になった状態のまま完熟を越して置いておく事。こうする事で、果実中の水分が減り、酸味と糖分が凝縮。干しブドウのような外見になる。
”敢えて枝に傷をつける”独自のパスリヤージュ

コアペではブドウの房の上の茎にワザと傷をつけて、ブドウの実に水分が届かない状態にします。日中の晴天と気温の上昇、そしてピレネーのある南から吹き上げる風。これがブドウの水分をどんどんと飛ばし、最高の結果を生みだすこととなりました。
極甘口ワイン(※)に使われるプティ・マンサンのブドウには、気温が一気に下がり始める11月上旬までに、ブドウの房の上の茎にワザと傷を入れて水分を含まないようにした後で、果粒が地面に落ちないように網で保護します。(※カンテサンス、ノブレス・デュ・タン)
こうした試みが成功したのを見て同じことをしようとした生産者もいたそうですが、長期のパスリヤージュに耐えうる適切な区画がないことと、あまりにも多くの手間がかかるために誰も真似することはできず、コアペ独自の製法として今に至ります。
極甘口ワイン(※)に使われるプティ・マンサンのブドウには、気温が一気に下がり始める11月上旬までに、ブドウの房の上の茎にワザと傷を入れて水分を含まないようにした後で、果粒が地面に落ちないように網で保護します。(※カンテサンス、ノブレス・デュ・タン)
こうした試みが成功したのを見て同じことをしようとした生産者もいたそうですが、長期のパスリヤージュに耐えうる適切な区画がないことと、あまりにも多くの手間がかかるために誰も真似することはできず、コアペ独自の製法として今に至ります。
美食家を虜にした独学のワイン職人

農業と酪農を営む家庭に生まれたラモントゥ氏は、1975年、27歳のときに敷地内にあったブドウ畑に興味を抱き、それから5年の歳月をかけてブドウと向き合うなかで、ブドウが栽培や醸造によってパーソナリティを表すことを知ります。そしてワイン造りに専念することを決意します。醸造学はおろかワインに関して一切知識がなかったラモントゥ氏ですが、独学でワインを学び続け、わずか10年でその評価は世界的なものとなります。この短期間で、ジュランソンというマイナー産地から彗星のごとく現れた甘口の巨星。「甘口」と一括りにするにはあまりに類まれなその味わいに、美食家たちはすぐに虜になってしまいました。
辛口ワインへの挑戦
こうしてジュランソン地区においての先駆者となったラモントゥ氏ですが、甘口での評価を確立した後、「ジュランソン、またコアペは“辛口ワインでも素晴らしいものが作れる”ということを世に示したい」、という思いから、辛口ワイン造りにも本格的に力をいれ、甘口にひけをとらない素晴らしいワインをリリースしています。
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエストワイン名は10月のバレエ。その名の通り10月の終わりまで摘み取り時期を遅らせたプティ・マンサン種から造られています。オーク樽で熟成、上品で心地よい甘さが魅力的なワインです。 詳細を見る2020年¥3,520他ヴィンテージ
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエスト複雑かつ繊細、魅惑的なアロマを放つオーク樽熟成の白ワイン。蜂蜜のようなニュアンスと凝縮感がありながら、きれいな果実味とフレッシュさが共存する豊かで魅惑的な味わいです。 詳細を見る2020年¥3,850
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエストジュランソンの地品種をステンレスタンクで仕上げた清々しくてほろ苦い、繊細な白ワイン。清涼感のあるアロマに満ち溢れ、グレープフルーツや夏蜜柑などの柑橘系の味わいが楽しめます。 詳細を見る2021年¥2,860
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエストジュランソンで突出した実力をもつドメーヌ・コアペが造る辛口の白。フレッシュで複雑なアロマにスパイスのヒント。果実味が口いっぱいに広がり美しい余韻を楽しめます。 詳細を見る2022年¥3,410
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエスト良年にしか造らない特別なワイン。辛口のワインですが、極上の甘口を想わせる黄金色と得も言われぬ芳醇な香りをまとった非常に奥深いスタイルは、まさに最上クラスの風格を漂わせます。 詳細を見る2020年¥6,160
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエストワイン名は10月のバレエ。その名の通り10月の終わりまで摘み取り時期を遅らせたプティ・マンサン種から造られています。オーク樽で熟成、上品で心地よい甘さが魅力的なワインです。 詳細を見る2021年¥2,090
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエスト世界の100ワインに選ばれたジュランソンの極上甘口ワイン。果実味、酸味、とろりとした厚みは絶妙なバランス。プティ・マンサンの神髄の名に相応しく、長期熟成にも耐える銘酒です。 詳細を見る2017年¥12,760
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエストプティ・マンサン種を霜が降りる12月初旬まで摘み取り時期を遅らせ造られます。オークの新樽で醸造、長期熟成させた「貴族の時間」と言う名にふさわしい甘口の逸品です。 詳細を見る
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ドメーヌ・コアペシュッド・ウエストフランス南西地方ジュランソンで造られる甘口ワイン。10月から11月にかけて遅摘みされたプティ・マンサンを使用し、トロピカルフルーツのアロマに溢れた魅力的な味わいです。 詳細を見る
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