バルドリーナ
ワイナリーは、ペネデスD.O.の上級地区アルト・ペネデスのなかでも、特にブドウ栽培家憧れの地と言われるオレサ・デ・ボネスバル村にあります。基礎となったカン・トゥトゥサス エステイトと周囲の森は長らく打ち捨てられていましたが、古くは1349年の記録にも見られる歴史あるエステイトです。松やオークの木々、灌木、エニシダ、フェンネルやローズマリーなど地中海の植物に溢れた環境は、自然を尊重したワイン造りには最適のテロワールです。
現在のワイナリーは1988年、家業を継ぐことを期待されていたジョアン・バデル氏により設立されました。1999年には息子のライモン・バデル・イ・ロゼス氏が加わり、有機栽培やビオデナミを本格的に取り入れることで進化を遂げていきます。以降ワイナリーの運営はこの若い醸造家に委ねられました。山間の11ヘクタールというわずかな自社畑で、自然を尊重したワイン造りを実践しています。
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