ボデガ・ミゲル・ドメック
フランスに起源を持ちヘレスで名をあげたドメック家の七代目、ミゲル・ドメック氏が2008年に立ち上げた自らの新しいワイナリー。シェリーに尽力したのに、ミゲルはスティルワインとスパークリングワインの生産を始めることを決意します。
この地のアルバリサ土壌に触れることで、素晴らしいワインを生み出す重要な要素をそこに見つけ、シャルドネ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどの国際品種やティンティラ・デ・ロータ、テンプラニーリョなどの品種がスパークリングワインも含めた様々なワインにこのテロワールに最適であることに気づきます。
ヘレスD.O.で最高の土壌と言われるアルバリサ土壌。これははるか昔、まだ海だった頃に形成されていたサンゴ礁の名残が石灰質土壌となった土壌で、シャンパーニュ地方の白亜質にも類似する優れた土壌です。このアルバリサ土壌で丹念に栽培されたシャルドネは、スペイン南部というロケーションながら酸に優れ、見事なスパークリングワインが誕生しました。ミゲルはへレスで最初にシャンパーニュ製法を実践した生産者でもあります。その他、シラーやメルローなどからも高品質のワインを生み出しています。