リビング・ルーツ

ニューヨークとオーストラリアの情熱が融合する「リビング・ルーツ」は、ニューヨーク州フィンガー・レイクスで2016年に設立された家族経営の新進気鋭のワイナリーです。 オーナーで醸造家でもあるセブ・ハーディーはオーストラリアを代表するワイン一家「ハーディー家」の7代目であり、今なお、このニューヨークのワイナリーだけではなく故郷の南オーストラリアでもワインブランドを手掛けています。 セブの妻 コリーンはニューヨーク州フィンガー・レイクス出身。セブが持つオーストラリアで培ってきた伝統とワイン造りの経験を活かしつつ、二人で「品種や産地の特性を活かすことを第一に考え、人的介入を最小限に抑えたアプローチで造る」モダンスタイルのニューヨークワインを世に送り出しています。

「セッション・シリーズ」とは、非常に涼しいニューヨークで、あえて早期収穫（通常より早くブドウを収穫）した糖度が低く酸が高いブドウを使うことでアルコール度を抑えて造るワインシリーズのことです。 ワインを造ってからアルコールを抜いた「脱アルコールワイン」でもなく、発酵を途中で止めた「甘口・低アルコールワイン」でもない、アルコールは低いが本格的な味わいの白ワインという他にあまり見ないタイプのワインで、健康志向が強いニューヨーカーのニーズに応えて造られており、ニューヨークのみならず軽やかさを求める現代の嗜好に非常にマッチしたスタイルです。