レ・カーヴ・ルイ・ド・グルネル
設立は1859年に遡る、ソミュール地方で今もなお続く数少ない家族経営のエステイトです。当時造られたトゥファ(石灰華)層を削り出したセラーではスパークリングワイン造りにのみ特化し、繊細で複雑、洗練されたスパークリングワイン造りが続けられています。カーヴは地下12メートルの深さにあるもともとは15世紀に掘られた採石場跡を利用したもので、醸造や熟成もここで行われます。4百万本のストックを保管する比較的大きなカーヴですが、グルネルでは伝統を大切にしワインは長期の熟成を経てから出荷しています(法定熟成期間がクレマンの場合12ヶ月のところを24ヶ月、ソミュール ブリュットの場合9ヶ月のところを36ヶ月)。また栽培ではリュット・レゾネを実践しています。
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