シャトー・ロック・モリアック
1975年、ドルドーニュ河を挟んでサン・テミリオンを対岸に見るアントル・ドゥ・メール側のラニェにエレーヌ・レヴュー氏によってシャトー・ロック・モリアックが設立されました。現当主、ヴァンサン・レヴュー氏で2代目となり、歴史はまだまだ浅いシャトーです。
シャトー・ロック・モリアックが世界的に知られる転機となったのは、2003年にヴァンサンがシャトーを引き継いだこと、そしてワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにも輝いたことのある敏腕コンサルタント、オリヴィエ・ドーガ氏とのコラボレーションをスタートさせたことです。サン・テミリオンの向かいという高いポテンシャルを持ったテロワールと、オリヴィエ・ドーガ氏の経験値、そして当主ヴァンサン・レヴュー氏の若いインスピレーションが融合し、かのデキャンター誌からも注目されるワイナリーへと変貌を遂げたのです。