ブルーノ・ジャコーザ

「バローロのロマネ・コンティ」と評される、バローロの最高峰

ピエモンテが誇る巨匠、ブルーノ・ジャコーザ

ピエモンテ州ランゲ地区で3代にわたりワイン造りを続けてきた名門ブルーノ・ジャコーザ。蔵名にもなっている故ブルーノ・ジャコーザ氏は13歳から祖父カルロの指導のもとワイン造りに携わり始めました。父の代は第二次世界大戦の影響で瓶詰めワインの市場が成立せず、量り売りが中心でしたが、1961年に自身の名を冠した「ブルーノ・ジャコーザ」をファーストヴィンテージとしてリリースします。

その後も半世紀以上にわたりワイン造りに生涯を捧げ、ランゲ地区の畑を知り尽くした存在として名を馳せました。畑と醸造におけるピエモンテの伝統を深く尊重し、単純にして明瞭な哲学から生まれるワインは常に一貫したスタイルを貫いています。その確固たる個性は世代を越えて評価され、世界的評価誌において「バローロのロマネ・コンティ」と称されるほど。世界が認めるイタリアの偉大な造り手として、不動の地位を築いています。

繊細で深く、壮大なスケールを見せるワイン

ブルーノ・ジャコーザのワインは、長年守り続けてきた伝統的スタイルを反映し、バローロだけでなく、バルバレスコにおいても最高峰の造り手として知られています。その味わいは繊細でありながら奥行きがあり、フィネスに富むのが特徴。熟成を経ることで厚みと豊かな広がりが生まれ、壮大なスケールを見せるピエモンテ屈指の存在です。

近年のピエモンテでは凝縮感や濃い色調を追求したモダンなスタイルが流行した結果、時にテロワールやブドウ本来の個性が見えにくくなるものも散見されます。しかしジャコーザは流行に左右されることなく、常に「ワインの中に宿るフィネス」を最も大切にしてきました。その揺るぎない姿勢こそが、長い年月にわたり世界中から高い評価を受け続けている理由と言えます。

巨匠ブルーノ・ジャコーザが生み出す、比類なきエレガンスと深みを備えた特別な味わいを、ぜひお楽しみください。

ブルーノ・ジャコーザが展開する2つのブランド

ブルーノ・ジャコーザのワインは、2つのブランドに分けて展開されています。1つは長年契約している畑から購入したブドウで造る「カーザ・ヴィニコーラ・ブルーノ・ジャコーザ」。もう1つは自社畑のブドウを使用し造る「アジェンダ・アグリコーラ・ファレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ」です。

2つのブランドの間に醸造場所や方法などの違いはありません。両者間に品質の差はなく、契約農家由来のブドウと自社畑由来のブドウとを区別するためのものです。ジャコーザは何十年にも渡って同じ畑・同ブドウ生産者から購入し続けているため品質も把握していることに加え、ジャコーザからの信頼を得るブドウ生産者もまた、「ジャコーザは極めて高い品質のブドウしか購入しない」と長年の取引で重々承知しているため最高のブドウを作り、ジャコーザへ提供しているのです。

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