「ラトリエ・デュ・ヴァン」ワイングッズバイヤーが語る商品開発の裏側

今から14、５年前、ワインを本格的に飲み始め、自宅のワインセラーでワインを熟成させたりする楽しみが分かってきた頃、ソムリエナイフを使って古いワインのコルクを開けたことがあります。もろくなったコルクはスクリューではうまく引き抜くことができず、仕方なくコルクを押し込んでワインを楽しみました。

オールドヴィンテージのワインを開けるためのツインブレード式のオープナー（2枚刃式コルク抜き）があることを知り、いろいろ探してみたものの、ツインブレード式の商品のだいたいが銀色でピカピカしていて、ヴィンテージワインから漂うあのノスタルジックな雰囲気と合わない気がしていました。

それから何年かして偶然に黒いツインブレードを見つけました。雷が落ちたように「これだ！」と思って購入したのがラトリエ・デュ・ヴァンのツインブレードです。

古いワインを開けることは多くはありませんが、大切に熟成させたワインを開けるときは自分の気に入った道具で開けたいもの。黒いツインブレードはヴィンテージワインを開けるための特別な道具として、今もとても気に入っています。