生産者情報
シャンパーニュ・ボーモン・デ・クレイエール
1955年設立の生産者協同組合。約80haの畑を240名の栽培家が担当、それぞれの畑は1haにも満たないため、限りなく手間をかけた栽培が可能。クール・ド・キュヴェと呼ばれる最高純度の第一搾汁を使うことにこだわり、長期熟成に耐えうる洗練されたスタイルのシャンパーニュを造り出しています。
生産地情報
原産国 | フランス |
---|---|
地方名 | シャンパーニュ |
品質分類・原産地呼称 | A.O.C.シャンパーニュ |
商品情報
色 | 白 |
---|---|
種類 | スパークリングワイン |
味わい | 辛口 |
品種 | ムニエ 60%/シャルドネ 25%/ピノ・ノワール 15% |
アルコール度数 | 12.5% |
飲み頃温度 | 6℃ |
その他
ビオ情報・認証機関 | リュット・レゾネ |
---|---|
醗酵 | 瓶内二次醗酵/ステンレスタンク、ステンレスタンクにてマロラクティック醗酵 |
熟成 | オーク樽熟成6カ月 (新樽比率1%、600L、シャンパーニュ産オーク樽) 瓶内熟成:デゴルジュマンまでの熟成期間 24-36カ月 |
コンクール入賞歴 | (NV)ジャパン ワインチャンレンジ 2024 金賞/サクラ・アワード 2022 金賞/サクラ・アワード 2020 金賞/ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ プリ・プレジール 2017 金賞/パリ農業コンクール 2014 金賞/コンクール・モンディアル・ド・ブリュッセル 2010 金賞|2009 金賞|2007 金賞/チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン・ド・ブライ・ブール 2007 金賞 |
Wine Advocate 獲得点 | 91 |
- 品番:
- 657038
最高純度を誇る「キュヴェの心臓」を贅沢に使用
ボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュを決定的に特徴づけるのは「キュヴェの神髄」と呼ばれる「クール・ド・キュヴェ(ハートのキュヴェ)」の存在です。 一般にキュヴェと呼ばれる第一搾汁のわずか半分しか得られないクール・ド・キュヴェは、キュヴェの中でも最高の純度を誇り、ピュアで繊細な味わいと高い酸度があることが特徴です。
品質は素晴らしくも特別な設備と手間がかかるために、ほとんど誰も使うことがないこのクール・ド・キュヴェこそが、ボーモン・デ・クレイエールのスタイルである「ドライでフレッシュ、キレのある味わい」を生み出す理由。 驚くべきことに「ボーモン・デ・クレイエール グランド・レゼルヴ ブリュット」はにスタンダードクラスでありながらキュヴェ100%、そのうち40%はこの「クール・ド・キュヴェ」をブレンドという贅沢な造りをしています。
ムニエへのこだわり
優秀なブドウ栽培家集団であるボーモン・デ・クレイエール。そんな彼らが思いを寄せる特別なブドウ品種が、ムニエ(旧名ピノ・ムニエ)です。 ムニエはシャンパーニュ地方唯一の地ブドウでありながら、常にシャルドネやピノ・ノワールの陰に隠れて補助品種とみなされてきました。
ですが、メゾンのあるマルドゥイユ村はムニエ最高のテロワールと言われ、栽培家である彼ら自身がその本来の姿を熟知しています。 そこで、「ムニエが最高のシャンパーニュになることを世の中に知らしめたい」との思いから誕生したのがこの「ボーモン・デ・クレイエール グランド・レゼルヴ ブリュット」です。
畑から醸造まで完全自社生産
「ボーモン・デ・クレイエール」の特徴の1つが、シャンパーニュでは非常に稀な「自社畑と自社設備による完全自社生産」。 スティルワイン造りと異なり古くから分業が進んだシャンパーニュ地方では、ブドウを買い付け、圧搾は専門業者で行うといったスタイルが一般的ですが、品質や安定供給を追求する上では、他社に任せる部分が増えるほど管理が難しくなります。 クオリティを上げるためには、生産のあらゆるプロセスでの「選別」の精度を上げることが重要ですが、「ボーモン・デ・クレイエール」の自社畑86ヘクタールという規模は、大き過ぎず小さ過ぎず、一人の人間の管理が行き届く規模で、メゾンのスタイルを実現することが可能となります。