生産者情報
バラオンダ
19世紀半ばに歴史を遡る家族経営の造り手で、現在のワイナリーは2000年、現オーナーで4代目のアルフレド・カンデラ氏により設立。「最高の選果と醸造による“リーズナブルなクオリティワイン”」を使命とし、地品種モナストレルのポテンシャルに注目。その魅力を最大限に引き出すワイン造りを行います。
生産地情報
原産国 | スペイン |
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地方名 | ムルシア |
品質分類・原産地呼称 | イエクラD.O. |
商品情報
色 | 赤 |
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種類 | スティルワイン |
味わい | フルボディ |
品種 | モナストレル 75%/シラー 25% |
アルコール度数 | 14.5% |
飲み頃温度 | 17℃ |
その他
ビオ情報・認証機関 | リュット・レゾネ |
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醗酵 | ステンレスタンク |
熟成 | オーク樽熟成4-6カ月(500L、2-3年目を使用、フレンチオーク、アメリカンオーク) 瓶熟:6-8カ月 |
土壌 | 石灰質(70%)、砂質(15%)、粘土質(15%) |
コンクール入賞歴 | (2021)サクラ・アワード 2024 ダブル金賞 (2019)ベルリーナ・ワイン・トロフィー 2021 金賞/サクラ・アワード 2022 金賞 (2017)ムンダス・ヴィニ 2019 金賞 (2016)サクラ・アワード 2019 金賞 (2013)ムンダス・ヴィニ 2015 金賞 (2012)サクラ・アワード 2016 金賞/ムンダス・ヴィニ 2012 金賞 |
- 品番:
- 642845
スペインの小さなD.O.を世界に知らしめたワイン
スペインで唯一、ひとつの町から成るD.O.で、最も小さなD.O.の一つであるイエクラ。 ムルシア州の北東に位置するこのD.O.で、4世代に亘り「地ブドウ、モナストレルで最高品質のワインを造ること」を使命として情熱的に取り組んできたワイナリーが「バラオンダ」です。
この「バラオンダ バリカ」は彼らが最初に手がけた樽熟成させた赤ワイン。モナストレルのフレッシュな果実味と柔らかなタンニン、樽熟成ながら決して樽感が支配しない、というワイナリーの理想を表現したワインです。
イエクラの宝石、モナストレル
レバンテ地方が起源の地ブドウ(バレンシア州モルベドレ村付近)。 スペインでは15の原産地で使用が認められていますが、モナストレル種を主力とする産地はムルシア州に位置する、フミーリャ、イエクラ、ブリャスの3つです。 そこからフランスにも広がり、ムールヴェードル種とも呼ばれるようになりました。
実が小さくて皮が厚いという記録が15世紀の書物に残っているほどムルシアでは古くから栽培されていました。 なかなか熟しにくく収穫時期が遅い品種としても知られ、南スペインやフランス・ローヌ地方の強烈な太陽の元で「力強く、タンニン豊富で熟成のポテンシャルの高い」素晴らしいワインが生まれます。