このワインの味わい
エッジがうっすらとレンガ色になっています(2024年9月末時点)。完熟したチェリー、ラズベリー、カシスの香りに、クローブの香りも感じます。 凝縮した果実味、いきいきとした酸、柔らかいタンニンのバランスがとても良く、飲み心地の良いワインです。手に取りやすい価格で、普段ボルドーはあまり選ばないという方にもぜひ楽しんでいただきたい、親しみやすいボルドー赤ワインです。
ワインのここに注目!
エピキュアは『普段飲みができるお値打ちな価格で、最高のワインを造りたい』という想いを胸に、ユベール・ド・ブアール(サン・テミリオンの銘醸アンジェリュスのオーナー)と、ベルナール・プジョル(シャトー・パプ・クレマン元醸造長)によってスタートしたワインです。ボルドー市とリブルヌ市の中間、ポンピニャック村の南向きの単一区画であるエピキュアの畑はサン・テミリオンに似た岩盤層を持つ粘土石灰質土壌です。
古代ギリシャの幸福や美食を善とする哲学「エピキュアリズム」に由来し、その名の通り誰もが楽しめるような、モダンで丸みのある、果実味たっぷりのワインです。
ユベール・ド・ブアール氏
アンジェリュスのオーナー。かのエミール・ペイノー氏のも
とでワインを学び、76年にアンジェリュスに参画後、革新
的な技術導入を推し進め、96年にシャトーを第一特別級B
に昇格させる。同年、最高ヴィニュロンの栄冠にも輝く。
ベルナール・プジョル氏氏
シャトー・パプ・クレマン元醸造長。70年代に「凡庸なワイ
ン」と評されるほど失墜していたパプ・クレマンの品質を
見事復活させ、オー・ブリオンなどと肩を並べるほどの銘
醸シャトーに築き上げた偉大な人物。
こんな料理と合わせたい
タンニンと酸が程良いこちらのワインには、削ったパルミジャーノレッジャーノと野菜を一緒に盛り付けた牛肉のタリアータや、キノコの照り焼きソースをかけたハンバーグが良く合います。
UNCORKで取り扱っているおつまみと合わせるなら「いぶりがっことチーズのオイル漬
」です。
秋田を代表する漬物「いぶりがっこ」とチーズを、秋田の魚醤「しょっつる」と塩麹で味付けしたオイルに漬けです。いぶりがっこは調味にざらめを使っているので甘じょっぱく、この甘さがワインの果実味と合い、ダイスカットのチーズの塩分と油分を、ワインの酸味がカットしてくれます。
原産国 | フランス |
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地方名 | ボルドー |
品質分類・原産地呼称 | A.O.C.ボルドー |
色 | 赤 |
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種類 | スティルワイン |
味わい | フルボディ |
品種 | メルロー 80%/カベルネ・ソーヴィニヨン 20% |
アルコール度数 | 14% |
飲み頃温度 | 17℃ |
ビオ情報・認証機関 | リュット・レゾネ |
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醗酵 | ステンレスタンク |
熟成 | オーク樽6カ月(新樽比率20%、300L)で熟成後、ステンレスタンクにてさらに6カ月熟成 |
土壌 | サン・テミリオンに似た岩盤層を持つ粘土石灰質土壌 |
- 品番:
- 620591
2018年はボルドー当たり年。メルローが良年
2018年、2019年、2020年は、「トリロジー(三部作)」と呼ばれる、3年連続で素晴らしい天候に恵まれた年たちです。
2018年は春から7月上旬まで雨が続き、有機栽培を実践する造り手たちはとても苦戦しました。 その後、10月まで非常に暑く乾燥していたので、凝縮感のある素晴らしいワインに。左岸ではポイヤック、マルゴー、右岸ではサン・テミリオンが特に良いです。2016年ほど筋肉質ではなく開いた果実味があり、飲み頃を早く迎えそうですが、 且つ、長期熟成も期待できます。