生産者情報
アジィエンダ・アグリコーラ・アゼリア
バローロ地区において最も有名な生産者のひとつである「アゼリア」。スカヴィーノ家だけが所有する「ブリッコ・フィアスコ」を含む約16haの畑を所有。力強くも親しみやすい果実味と、厳格かつ奥深い気品が共存するバローロを造りだし、イタリア国内外の注目を常に集めています。
生産地
ピエモンテ
「山のふもと」を意味するピエモンテ。その名の通り、アルプス山脈の南側に広がっているワイン産地はフランスに近いことや歴史的背景の影響をうけ、食文化やワインにもフランスの影響が色濃く見られます。ブルゴーニュ地方のように1つのブドウでワインを造ること、また、イタリアには珍しく単一畑でワインを造る文化が根付いている産地です。トスカーナと並ぶイタリアの銘醸ワイン産地で、特にネッビオーロから造られるバローロ、バルバレスコなどの赤ワインが有名です。
生産地情報
| 原産国 | イタリア |
|---|---|
| 地方名 | ピエモンテ |
| 地区名 | ランゲ |
| 品質分類・原産地呼称 | バローロD.O.C.G. |
商品情報
| 色 | 赤 |
|---|---|
| 種類 | スティルワイン |
| 味わい | フルボディ |
| 品種 | ネッビオーロ 100% |
| アルコール度数 | 14.5% |
| 飲み頃温度 | 17℃ |
その他
| ビオ情報・認証機関 | ビオロジック |
|---|---|
| 醗酵 | ステンレスタンクにて12日/主醗酵後、オーク樽にてマロラクティック醗酵 |
| 熟成 | オーク樽(オーストリア産、スラヴォニア産、仏産、25HL-50HL)30カ月/瓶9カ月以上 (ノン・フィルター) |
| 土壌 | 石灰質、トルトニアン時代に形成された土壌 |
- 品番:
- 620065












受け継がれてきた畑への情熱
アゼリアの信念は、家族代々受け継がれてきた土地へ情熱を捧げ、土地の個性を均整の取れたワインで表現すること。土地や畑の個性を最大限に表現するために、ワインごとに異なる醸造方法を採用していることに加え、テロワールの自然な状態を尊重するためにビオディナミ栽培法を導入しています。(認証は未取得)
アゼリアを象徴するクリュ
「ブリッコ・フィアスコ」
アゼリアを象徴するクリュ(単一畑)が「ブリッコ・フィアスコ」です。クリュの特徴を一言で表現すると「上品で華やか」。畑はカスティリオーネ・ファレット村に位置し、砂質を多く含んだ柔らかい土壌であることが特徴です。砂質の影響でフィネスと華やかさを備えたネッビオーロが生まれ、タンニンはきめ細かく、エレガンスと滑らかさに優れたワインとなることで知られています。ブリッコ・フィアスコは、アゼリアの現当主であるスカヴィーノ家だけが所有している畑でもあり、アゼリアの土地に対する情熱を特に強く反映したワインであると言えるでしょう。